アップルが開発した紛失防止用の小型デバイス「AirTag」の新製品=同社提供

【シリコンバレー=清水孝輔】米アップルは26日、財布や鍵のキーホルダーなどに付けて紛失を防ぐ小型デバイス「AirTag」の第2世代となる新モデルを発売したと発表した。2021年に発売した初代のモデルに比べて検出できる距離が5割拡大し、探し物を見つけやすくなる。

AirTagはスマートフォン「iPhone」の「探す」アプリを使ってデバイスまでの距離や方向を表示したり、内蔵スピーカーの音を鳴らしたりできる。今回の新モデルは初代モデルに比べ最大5割離れた位置から探せるほか、音量も5割大きくなる。米国での価格は29ドル(約4500円)で、日本では4980円で発売する。

26日からオンラインストアでの注文を受け付ける。近く直営店でも販売を始める。4個セットの場合は米国での価格は99ドルで、日本では1万6980円で発売する。

AirTagは「UWB(超広帯域)」と呼ばれる無線通信技術に対応している。今回の第2世代は「iPhone 17」にも使う高性能なUWB向け半導体を搭載する。性能を高めることで、なくした荷物や鍵、自転車をこれまで以上に探しやすくする。

利用者のプライバシーにも配慮する。AirTagは位置情報に関するデータを端末上に物理的に保存しない。データ通信を暗号化することで、端末の持ち主だけが位置情報のデータにアクセスできる設計にしている。

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BUSINESS DAILY by NIKKEI

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