クラウドサービス世界最大手の米アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)日本法人は27日、人工知能(AI)がロボットを自律的に動かす「フィジカルAI」の開発を支援するプログラムを始めると発表した。対象は国内の数十の企業・団体を想定し、AWSのクラウド利用や技術サポート、顧客開拓など多方面で後押しする。
2月中旬まで応募をかけた上で対象を選考し、3月から半年近く支援する。支援内容はフィジカルAIの専門家による技術サポートのほか、AWSのクラウド上でのモデル開発やデータの学習、保管などの利用料について計600万ドル(約9億2000万円)分を負担する。
このほか、技術者同士の勉強会や、顧客となりうるロボット導入企業とのマッチングといった人的サポートも行う。経済産業省のAI開発支援プログラム「GENIAC(ジーニアック)」への応募も支援する。
AWSは過去にも生成AIモデル開発の支援をしているほか、米アマゾンは自社の物流拠点でロボットを積極的に活用している。AWS日本法人の白幡晶彦社長は27日の記者説明会で「日本の社会課題にロボットが果たす役割は大きい。グループとしての知見や企業との関係性を組み合わせ、伴走型のイノベーション支援をしていく」と話した。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。