電機各社の労働組合でつくる産業別組織「電機連合」(組合員58万6千人)は27日、今年の春闘で賃金体系を底上げするベースアップ(ベア)について、月1万8千円以上を要求すると発表した。

 同日開いた中央委員会で正式に決めた。昨年の春闘の要求を1千円上回り、1998年に現在の要求方式になって以降、最も高い水準になる。

 神保政史会長は記者会見で「この3年間高水準の賃金引き上げを実現してきた。その定着への正念場だ。実質賃金はマイナス傾向にあり、生活は厳しさを増している。しっかりとした賃上げを果たし、生活の維持・向上に努めたい」と話した。

 電機連合は、主要労組がベアの要求額をそろえる統一交渉が慣例となっている。電機連合の要求に基づき、各労組が要求内容を決める。大手企業からの回答は3月中旬に出される見通し。

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