
三越伊勢丹の三越日本橋本店(東京・中央)で28日、あんこを使った菓子の催事「あんこ博覧会」が始まった。会期は2月14日までで、バレンタイン催事「スイーツコレクション」と同期間。2026年はイチゴなどベリーとあんこの組み合わせを主題にした。幅広い客層を取り込む。
開催は9回目。1912年創業の埼玉県の「富久屋」はラズベリーなどを使った大福やモンブランを販売する。石川県金沢市の「茶菓工房たろう」はドライいちごをアクセントにしたキューブ型のもなかを打ち出す。出店する全41ブランド中23ブランドは、顧客の前で作る実演販売も含め会場で調理し、出来たてを提供する。

担当バイヤーの飛田毅氏は「来店層は仕事帰りの人から親子3世代まで幅広い。若年世代や男性のお一人様の姿もあり、売上高も客数も伸びている」と手応えを見せる。顧客の消費動向については「バレンタインの時期に(和洋の種類にこだわらず)広くスイーツを楽しもうとする人が増えているように感じる」と語った。
チョコレートが主体のスイーツコレクションでは、カカオが高騰する中「海外商品は平均で対前年5〜10%ほどの値上げが見られる」(担当者)という。かんきつにチョコがかかった菓子など、チョコにほかの素材を組み合わせた商品を打ち出す。一方でチョコ好きが満足する本格派の商品もそろえ、様々な需要に対応する。
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