
新潟県は28日、2026年から市場投入する新品種米「なつほなみ」の名称を変更すると発表した。福井県が1978年に「ナツホナミ」と、同じ読み方の品種を登録していたことが分かったため。種苗法に基づく指針では、同じ名称の登録はできないと規定している。
新潟県の花角英世知事は「なつほなみ」の名称を、25年11月の記者会見で発表した。県は同月に農林水産省へ品種登録を出願したが、26年1月23日に同省から名称の変更が必要との連絡を受けた。
県は名称発表に先駆け、農水省の品種登録データ検索と特許庁の特許情報プラットフォームによる商標検索で同じ名称がないことは確認したという。県によると、県側の確認不足に加え、農水省の検索システムにも不備があった可能性があるとしている。
新品種は8月中に収穫する極早生(わせ)で、県は26年の一般販売に向けて3〜4月ごろには新たな名称やロゴデザインなどを決める。名称は「なつほなみ」を選定した際に一般から応募された1745件の中から再び選ぶ方針だ。
花角知事は28日の会見で「致し方ないが、まだ作付け前でロゴデザインも決まっていなかった。流通・販売で大きな影響はないのではないか」と話した。
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