日野自動車は29日、2026年3月期の最終損益が750億円の黒字(前期は2177億円の赤字)になる見通しだと発表した。従来予想から350億円上方修正した。国内を中心に車両価格の引き上げを進めたことが寄与する。為替の円安も利益を押し上げる。

売上高は前期比9%減の1兆5500億円と従来予想から500億円上振れする。世界販売台数は13%減の10万8000台と従来予想を据え置いた。

国内を中心にコスト上昇分の価格転嫁や経費の見直しを進めている。中野靖・最高財務責任者(CFO)は「価格改定の効果がしっかりと反映され、値引きをしなくても販売できる状態が続いている」と話した。

同日発表した25年4〜12月期の連結決算は、売上高が前年同期比11%減の1兆1412億円、最終損益は305億円の黒字(前年同期は2653億円の赤字)だった。世界販売は15%減の8万台だった。

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