
ANAホールディングスが30日発表した2025年4〜12月期の連結決算は、純利益が前年同期比4%増の1392億円だった。事前の市場予想平均(QUICKコンセンサス、1166億円)を上回った。アジアからのインバウンド(訪日外国人)や欧州向けのビジネス客需要が堅調だった。日中関係悪化の中国線への影響は少なかった。

売上高は10%増の1兆8773億円、営業利益は6%増の1807億円だった。25年8月に日本郵船の全額出資子会社のNCAを買収したことも寄与した。25年4〜12月期の国際貨物重量は前年同期比3%増の55万1437トンだった。
中国政府は25年11月、日本への渡航自粛を呼びかけたが年末年始(12月26日〜1月4日)の中国線の総旅客数は1.4%増だった。
あわせて、中間配当を導入すると30日発表した。これまでの年1回の期末配当に加えることで株主還元を充実させる。26年6月に開催予定の定時株主総会で定款変更の承認をはかる。
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