左から4番目がDOEのダリオ・ギル科学・イノベーション担当次官、その右が京都フュージョの小西哲之会長CEO

核融合スタートアップの京都フュージョニアリング(東京・大田)は米エネルギー省(DOE)と戦略的パートナーシップを締結したと発表した。米DOE傘下のオークリッジ国立研究所内に共同で研究施設を建設し、核融合炉の運転に必要なブランケット技術を開発する。開始時期は協議中。

核融合発電は太陽で起きている反応を再現する技術だ。共同開発するブランケットは核融合炉の内部で炉心を取り囲む壁にあたる。ブランケットは炉内の熱を回収するとともに、核融合反応で生まれた中性子を当てることで発電の燃料となるトリチウムを増殖させる役目がある。核融合発電に欠かせないが、まだ世界的に技術が確立していない。

新たに米国に建設する研究施設では、核融合炉内で発生する中性子の分布を精密に再現してブランケットの性能を実証する。日本の核融合スタートアップがDOEと連携するのは初めて。京都フュージョのエンジニアリング技術と米国の研究知見を生かして技術の確立を目指す。

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