マクセルが30日発表した2025年4〜12月期の連結決算は、純利益が前年同期比13%増の62億円だった。リチウムイオン電池の材料として使うセパレーター(絶縁材)や知的財産(IP)の使用で得られる「ライセンス収入」が好調で利益に貢献した。原材料価格の高騰による影響を補った。

売上高は1%増の962億円、営業利益は9%増の71億円だった。主力の使い切り電池は医療向けやインフラ向けで伸びが続いたものの、原材料である銀の価格が高騰したことで利益面では重荷となった。

26年3月期の連結業績見通しは据え置いた。売上高は前期比5%増の1365億円、純利益は71%増の70億円を見込む。同日、車載カメラのレンズなどを手がける事業部を子会社のマクセルフロンティア(横浜市)に引き継ぐと発表した。

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BUSINESS DAILY by NIKKEI

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