三菱ケミカルグループの製鉄用コークス炉(香川県坂出市)

三菱ケミカルグループは2日、製鉄用のコークス(蒸し焼きの石炭)事業から撤退すると発表した。2027年度下期に生産を終える。撤退に伴い非経常損失として約850億円を26年3月期に計上予定で、従来の業績予想には織り込んでいない。中国における過剰生産の影響で採算が悪化していた。

製鉄工程で使われるコークスは香川事業所(香川県坂出市)で生産している。25年3月末に生産能力の4割を削減していたが、採算悪化が厳しく撤退を決めた。事業に携わる約600人はグループ内での配置転換や再就職支援を行う。

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BUSINESS DAILY by NIKKEI

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