大手予備校の河合塾グループは2日、通信制高校の生徒の学習などを支援するサポート校「日米英語高等学院」を開いたと発表した。傘下の英会話教室、日米英語学院(大阪市)が運営し、英語力を高めるカリキュラムを提供する。河合塾グループによる運営は初めて。少子化が続くなか、事業領域を広げて経営の安定につなげる。

学校法人日本航空学園(山梨県甲斐市)が運営する日本航空高校の通信制課程と連携する。新設のサポート校が必要な単位取得や学習面を支援する。編入生や転校生は2日から随時受け入れ、新高校1年生向けのカリキュラムは4月から始める。

26年度の定員は約60人で、授業料は年間33万円程度。年4回のスクーリング(対面授業)を実施するほか、東京都と大阪府にある日米英語学院の自習室を利用できる。

高校卒業資格の取得を目指す「卒業単位取得コース」、実用英語技能検定(英検)を利用した進学を目指す「英検利用進学コース」、進路希望に応じてきめ細かい英語指導を行う「海外大学留学コース」の3コースを設置する。どのコースも週に1回、担任との面談を設けて進路支援を行う。

全員入部の部活「オンライン英会話部」も設ける。外国人講師と週に2回、5人程度の少人数で英会話に取り組む。サポート校の参入企業が増えるなか、英語力の向上という点をアピールし、生徒を獲得する。

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