福岡大牟田市は、4市施設のネーミングライツ(命名権)が決まったと発表した。市動物園は、たこ焼きなどの冷凍食品製造「八ちゃん堂」(みやま市)が取得し、「八ちゃん堂大牟田市動物園」となる。命名権は4月から5年間で、命名権料は計939万円。
その他、おおむたアリーナ(体育館)は旧三井三池炭鉱(1997年閉山)ゆかりの三井三池製作所(東京)が取得し、「339(さんさく)おおむたアリーナ」となる。「さんさく」は三井三池製作所の愛称で命名権料も339万円。石炭産業科学館は三池港物流(大牟田市)の略称「MPLC」からMPLC石炭館、大牟田文化会館は化学メーカーで同炭鉱ともつながりが深かった「デンカ」(東京)からデンカ大牟田文化会館の愛称でそれぞれ呼ぶ。
命名権は施設に企業や商品にちなんだ愛称をつけて宣伝機会としつつ、命名権料を取って市の収入にもつなげる。今回は7社が応募し、市選定委で愛称の親しみやすさや経営の安定性を評価した。
市役所で発表会があり、八ちゃん堂の川邊博之社長(59)は「会社はみやま、住まいは柳川だが、動物園は子供と訪れ、思い出がいっぱいある」と語った。他社幹部も「地元への感謝の気持ち」「社の知名度向上につなげたい」と応募動機を語った。市は他施設にも取り組みを広げる考え。【降旗英峰】
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