14日の東京株式市場で、日経平均株価は一時前日比600円超下落した。最近の株価急上昇の反動で、利益をいったん確定するための売りが広がった。午前の終値は548円04銭安の4万2726円63銭。

前日の米国市場では、早期利下げ観測が一段と強まって投資家のリスク選好姿勢につながり、米主要株価指数はそろって上昇した。ただ、日経平均は13日までの6営業日で3000円近く上昇し、「相場は短期的には過熱状態になっている」(国内証券)など、上昇ペースの速さに対する警戒感も出ていたため、14日は売りが優勢になった。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。