いけす内のニッスイの養殖ブリ

ニッスイは6日、2026年3月期の連結純利益が前期比8%増の275億円になる見通しだと発表した。従来予想から25億円上方修正した。国内外で養殖魚の生産・販売量が増え、収益を押し上げる。業績の上振れを踏まえ、今期の年間配当を年32円(前期は28円)と従来予想から4円積み増す。

売上高は5%増の9280億円、営業利益は20%増の380億円と、従来予想からそれぞれ280億円、35億円上振れする。ギンザケなどの増産が奏功したほか、ブリの販売価格の上昇も寄与する。

同日発表した25年4〜12月期の連結決算は、売上高が前年同期比4%増の6897億円、純利益が14%増の223億円だった。

併せて、水産資源の保全などに使途を限る社債「ブルー・ネイチャーボンド」の5年物を発行すると発表した。調達資金はブリやサーモンの養殖事業に充てる。ニッスイによると、ブルー・ネイチャーボンドの発行は国内初という。主幹事はSMBC日興証券とみずほ証券。発行額は未定で、早ければ2月下旬の条件決定を予定している。

正午の決算発表後にニッスイ株は一時10%高まで買われたものの、その後は上げ幅を縮小した。

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