欧州自動車大手ステランティスは6日、2025年7~12月期決算で222億ユーロ(約4兆円)の費用を計上すると発表した。米国での電気自動車(EV)の販売が従来ほど見込めないことなどから、事業を大幅に見直す。25年12月期の通期決算の純損益は赤字になる見込みで、26年の株主配当も見送るという。
ステランティスはプジョーやクライスラー、ジープなどを傘下に抱える。トランプ米政権がEV購入への税額控除の廃止など脱炭素化に後ろ向きな政策を進めるなか、同社は昨年、一部のEV車種の販売を中止し、エンジン車やハイブリッド車の品ぞろえを増やす方向にかじを切っていた。
今回の費用も、EV販売の見直しによる関連事業の減損損失のほか、EV関連のサプライチェーン(供給網)の再構築に伴うものなどだという。
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