
東京電力ホールディングスは9日、柏崎刈羽原子力発電所(新潟県)6号機を再稼働した。1月21日に約14年ぶりに再稼働したが、核燃料を操作する機器の不具合で23日に停止していた。当初計画より3週間遅れの3月18日の営業運転を目指す。
午後2時、燃料の核分裂反応を抑える制御棒を抜いて原子炉の起動を始めた。全部で205本ある制御棒を順番に抜いて、核分裂反応が安定して続く「臨界」状態にもっていく。発電機を動かし、発電量を徐々に上げながら設備などに問題がないか確認する。

6号機は当初1月20日に再稼働予定だったが、制御棒の引き抜き試験中に起きた不具合で1日延期した。21日に制御棒を抜いて再稼働したが、制御棒の動作をコントロールする制御盤で異常が見つかった。原因となった電子部品で対策を講じ、再び原子炉を起動した。
2011年の東日本大震災での福島第1原発事故で実質国有化された東電。1月26日には5年ぶりとなる新たな経営再建計画を公表した。再建計画は6号機を25年度中、7号機を29年度中に再稼働することを前提とした。
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