PPIHが発売する「999ジーンズ」

ディスカウント店「ドン・キホーテ」を運営するパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH)は9日、999円(税別)のジーンズを発売すると発表した。低価格ジーンズを発売するのは2009年以来、16年ぶり。節約志向が高まる中、低価格商品を拡充して来店客を呼び込む。

13日に「999(サンキュー)ジーンズ」を全国のドンキや「アピタ」「ピアゴ」493店舗で発売する。まず9万本を用意する。一括生産などでコストを削減したという。膝から下にかけて丸みを帯びた「バレルレッグジーンズ」と定番のストレートジーンズの2モデルをそろえる。ネイビー、サックスブルー、ブラック、グレーの4色を用意した。

低価格ジーンズを巡っては「リーマン・ショック」後の景気後退で節約志向が強まった09年に、ファーストリテイリングのジーユー(GU)が990円で発売したことをきっかけに各社が価格競争を繰り広げた。イオンやダイエー、西友が800円台で発売するなか、ドンキは680円の「驚安ジーンズ」を投入。発売から5日間で約3万本が完売した。

今回、物価高のなか節約の対象となりやすい衣服で「利益はあまり取れないが、日ごろの感謝を顧客に還元したい」(PPIH)と導入を決めたという。今後も999円シリーズを増やしていく予定。

BUSINESS DAILY by NIKKEI

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