
日本工作機械工業会(日工会、東京・港)が10日発表した1月の工作機械受注額(速報値)は、前年同月比25%増の1455億円だった。プラスは7カ月連続。日工会は「これまで通り海外向けが主導して全体を引っ張った構図だ」とコメントした。

海外向けは34%増の1129億円だった。2025年12月(1187億円)に次いで過去2番目の受注額だった。芝浦機械やツガミによると、中国向けが堅調だったという。
芝浦機械の担当者は「前年同月は大型サーバー関連などの光通信向けの受注はなかったが、今年は2桁台受注した。特需的な伸びだ」とする。オークマは米国で航空宇宙やエネルギー向けが伸び、受注は前年同月と比較して3割ほど増えた。
国内向けは2%増の326億円だった。牧野フライス製作所は受注が増えたが、担当者は「全体的に回復してきたとまでは言えない」と説明した。オークマは、航空宇宙や造船などに加え半導体でも動きが出てきているとする。「今は大企業中心だが、中小企業の更新需要は潜在的にある。今後の動きを注視したい」(担当者)としている。
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