東亜合成は12日、2028年12月期を最終年度とする3年間の中期経営計画を発表した。自己資本利益率(ROE)を6.5%以上(前期実績は6%)とする目標を掲げた。前期実績で55.5%だった配当性向は70%程度に引き上げる。株主還元を強化し、まずはPBR(株価純資産倍率)の1倍超えを目指す。
28年12月期の売上高は前期比11%増の1800億円、営業利益は28%増の180億円を計画する。設備投資は590億円を見込む。東亜合成が成長領域に掲げる、半導体製造工程で使われる薬剤や車載電池用の接着剤向けなどの投資を強化する。
足元のPBR(株価純資産倍率)は約0.8倍と、企業の解散価値とされる1倍を下回る。東亜合成の小淵秀範社長は「前中計で決定した戦略投資の回収が想定より遅れている」と述べた。
同日発表した25年12月期の連結決算は、売上高が前の期比3%減の1623億円、純利益は7%増の127億円だった。
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