2029年に完成する東京駅前の再開発ビルのイメージ図

ホンダは29日、本社を2029年に東京駅前の再開発ビルに移転すると発表した。東京・港にある旧本社のビルと土地は、所有権の一部を三井不動産レジデンシャルに譲渡して共同開発する。

東京駅に近い八重洲の再開発ビルのオフィス床を取得する。1フロアあたりの面積は従来の本社(ホンダ青山ビル)と比べて6.8倍になる。多くの従業員が集まって活発な議論をしやすくし、新たなイノベーションを起こせるようにする。

青山ビルの一部権利は三井不動産レジデンシャルが取得する。共同で建て替えるにあたり、住宅機能が入る可能性がある。

ホンダが創業の地である浜松市から東京に進出したのは1952年で、東京・八重洲エリアにオフィスがあった。60年には自社ビル「ホンダ八重洲ビル」を完成させた。駅前再開発などに伴って2023年に取り壊しとなった。

1985年から本社としていた青山ビルは、幅の広いバルコニーを設けることで災害時に割れた窓ガラスによる通行人のけがを防ぐなど、創業者の本田宗一郎氏の安全に対する意向が反映された。本社機能は5月から東京・虎ノ門に仮移転していた。

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