
西武鉄道は19日、西武新宿線に新たな有料の特急車両を導入すると発表した。2026年度に引退する10000系(ニューレッドアロー)の後継として、27年春に運行を始める予定。停車駅や運行形態は今後、検討していく。通常の運賃以外のサービスを拡充し、沿線の価値向上と収入源の確保につなげる。
新車両は川崎重工子会社の川崎車両(神戸市)が製造する。8両編成で愛称は「トキイロ」。通勤通学などの一部時間帯に有料座席として運行するライナー型の車両で、進行方向に対して正面を向いて座れる。
通常の運行では他の通勤車両と同じ横向きの座席になる。座席はリクライニング式で、全席に充電が可能なコンセントを設ける。
車両は軽量アルミを採用し、1両あたりの重量は10000系より17%軽いという。動力となるモーターの消費電力も7割削減できる見込み。
西武鉄道は3月14日から運賃を全線で平均10.7%引き上げる。値上げは02年以来で、設備更新や立体交差事業の工事費などに充てる。
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