米IT大手グーグルは19日、運営する動画投稿サイト「ユーチューブ」上の動画視聴者を、楽天グループの電子商取引(EC)サイト「楽天市場」に誘導する新たなサービスの提供を開始すると発表した。ECでは動画による商品紹介が若年層を中心に支持されており、両社は提携によって相乗効果を狙う。
ユーチューブ動画内で紹介した商品が購入されると配信者にも収益が入る「アフィリエイトプログラム」と呼ばれる仕組みを日本で初めて導入。楽天市場が最初の参画者となった。動画やライブ配信などのコンテンツに、楽天市場で販売されている商品のページを直接タグ(関連)付けできるようになる。動画内で紹介された商品を自動で特定する機能のテストも進める。
この日、東京都内であった発表会でグーグル日本法人の奥山真司代表は「かつては広告を通じてブランドを認知してもらうことが購入の出発点だったが、現在は自分が信頼するクリエーターの言葉を通じて納得を得ることが視聴者の行動につながっている」として、今回のサービスは「新しい購買体験だ」と強調した。
楽天の松村亮専務執行役員は「従来は写真とテキストでの商品説明が中心だったが、近年はビデオ(動画)をどう活用するかが非常に重要になっている」と述べ、提携に期待感を示した。【町野幸】
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