関西電力社長の森氏

大手電力10社でつくる電気事業連合会は20日、同日付で会長に関西電力の森望社長が就く人事を発表した。会長職は中部電力の林欣吾社長が1月に浜岡原子力発電所(静岡県御前崎市)の地震の想定震動を過小評価していた問題で辞任し、空席になっていた。

会長の任期は1期2年。林氏の任期は3月末までだったが、浜岡原発不正の対応に専念するとして、1月16日に辞任した。森氏は電事連の副会長職から昇格する形となる。新たに北海道電力の齋藤晋社長が電事連副会長に就任する。

森氏は送配電部門が長く、2022年に関西電力の社長に就いた。関西電力出身者が電事連の会長に就任するのは、原発が立地する福井県高浜町の元助役から金品を受け取っていた問題で19年10月に辞任した岩根茂樹社長(当時)以来、約6年ぶり。

森 望(もり・のぞむ) 1988年(昭63年)京大院修了、関西電力入社。2021年取締役代表執行役副社長、22年社長。25年から電事連副会長を兼務。63歳。

【関連記事】

  • ・電事連会長に関西電力・森望社長 不正対応で辞めた中部電社長の後任
  • ・中部電力社長、浜岡原発の不正で静岡県知事に謝罪 進退明言せず
  • ・混乱絶えぬ電事連会長人事 再稼働機運下の浜岡原発不正「痛恨の極み」
BUSINESS DAILY by NIKKEI

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。