米国産のコメを使ったサラダ巻きに「国産米使用」と表示したなどとして、農林水産省は20日、西日本を中心にスーパー「ラ・ムー」などを展開する「大黒天物産」(岡山県倉敷市)に原因究明や再発防止について、米トレーサビリティー法に基づく勧告と食品表示法にもとづく指示を出した。

 農水省によると、同社は2025年7月上旬~9月下旬、運営するスーパー「ラ・ムー」や「ディオ」「プラザ」の岡山や広島などの10県にある87店舗で、米国産のコメを使った「サーモンサラダ巻 1本」のラベルに「国産米を使用」と事実と異なる表示をして、3万9795本を販売した。

 同社は昨年1月にコメを国産から米国産に切り替え、当初は正しく表示していたが、「単価を切り替えた際にラベルの確認を怠っていた」と農水省に説明しているという。

 また、同社は25年7月中旬~8月上旬、大阪や兵庫など11府県の計45店舗で、中国からの輸入品の「焼いか」に原産国の中国を明記せず、少なくとも3719パックを販売したという。同社は「本社の担当者が国内製造と思い込んでいた」と説明しているという。

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