ビックカメラ有楽町店のPC売り場(1月、東京都千代田区)

電子情報技術産業協会(JEITA)は25日、1月のパソコン(PC)出荷台数が前年同月比15.9%減の57万9000台だったと発表した。2025年10月に米マイクロソフトの基本ソフト(OS)「ウィンドウズ10」のサポート更新が終了し、買い替え需要が一巡した。法人向けでは減少したものの、個人向けではメモリー不足に伴う買い替えで増加した。

ビックカメラ有楽町店(東京・千代田)では「正月ごろに新生活に向けてPCを買い替える動きがあった」(販売員)という。単価の高いデスクトップ型は出荷台数は1.9%減少したが、出荷金額は8.8%増の138億円と大きく伸ばした。JEITAによると、メモリー不足で「今後の価格高騰を予想した個人の販売が好調だった」という。

出荷金額は9.2%減の781億円だった。出荷台数の8割以上を占めるノートPCの出荷台数は18.1%減の48万9000台だった。小型で持ち運びに適した「モバイルノート」は27.7%減の26万2000台と大きく減らした。前年同月に政府が小中学生に学習用端末を配備する「GIGAスクール構想」の買い替え需要があり、反動で前年同月より減らした。

JEITAは「GIGAスクール向けの需要が終わる4月以降は出荷台数が落ち込むのでは」とみている。

BUSINESS DAILY by NIKKEI

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