日銀の植田和男総裁(左)との会談に臨む高市早苗首相=首相官邸で2026年2月16日、和田大典撮影

 高市早苗首相が日本銀行の植田和男総裁と会談し、追加利上げに慎重な姿勢を示したことが分かりました。日銀は円安対策や「金融正常化」のために追加利上げを検討していますが、政府との調整が難航する可能性があります。1分で読めて役に立つ「サクッとニュース」、今回は「日銀の追加利上げ方針と高市首相の考え」を解説します。

Q 16日に高市首相と植田総裁が会談したんだってね。何を話し合ったのかな。

A 会談の内容は詳しく明かされていませんが、追加利上げについて意見が交わされたとみられています。

Q 首相はどんな態度だったのかな。

A 複数の関係者によると、首相は追加利上げに難色を示したそうです。「(2025年11月の)前回の会談の時より厳しい態度だった」とも伝えられています。

Q 首相はどうして利上げに反対なの?

A 首相は、利上げなどの金融引き締めに否定的な考えを持っているとみられています。金融緩和と財政拡張を志向する「リフレ」派の有識者を政府の経済財政諮問会議の民間議員に起用しています。

Q 日銀はどんな方針なの?

A 日銀は25年12月の会合で約1年ぶりに利上げを決め、政策金利を0.75%程度に引き上げました。しかし「まだ金融緩和の状態」と考えていて、今後も利上げを続ける方針を示しています。

Q 次の利上げはいつになるの?

A 市場では、日銀が6月の会合までに追加利上げを行うとの見方が多いです。早ければ次回3月18、19日の会合で利上げがあるかもしれませんが、政府との調整が難しくなる可能性もあります。

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