ローソンが有料で貸し出す店舗駐車場(イメージ)

ローソンは25日、店舗の駐車場を有料で貸し出すサービスの実証実験を始めると発表した。コンサートやスポーツなどのイベント開催時に限り、会場近くにある店舗の駐車場の一角を予約できるようにする。ゲームやアニメなど「推し活」関連の催し物も増えている。全国に広がるコンビニの店舗網を生かして新たな収益源とする。

駐車場シェアサービス「特P」を手がけるアース・カー(東京・千代田)と連携する。利用者は特Pのアプリか専用サイトで駐車場の空き状況を確認し、来店日を選んで事前決済すると予約できる。予約は1日単位とし、クレジットカードなどで支払える。駐車料金は周辺相場により変動するが、実験当初は1日2000円を目安とする。

まずはローソンのさいたま浦和美園店(さいたま市)で、28日から6台分の駐車スペースを試験的に開放する。近隣にはサッカーJリーグの試合で使われる「埼玉スタジアム2002」があり、公式戦の開催日などには街の駐車場不足が課題となっていた。8月末ごろまで実証実験し、需要を見極めたうえで全国各地での事業化を目指す。

これまでもローソンでは、イベント開催日に会場近くにある店舗の駐車場が長時間にわたり埋まるなど、買い物以外での無断利用が問題になっていた。有料の事前予約制にすることで、不適切な利用や交通渋滞の解消にも寄与するとみられる。

同社は2025年から駐車場での車中泊サービスも千葉県の一部店舗で展開している。1泊2500〜3000円とし、電源やトイレ、ゴミ袋なども提供する。週末や連休中の引き合いが強く、旅費を節約したい若年層やアウトドア需要の受け皿としている。

BUSINESS DAILY by NIKKEI

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