ONEの次期CEOのティル・オーレ・バレレット氏

海運大手3社が出資するコンテナ船のオーシャン・ネットワーク・エクスプレス(シンガポール、ONE)は25日、7月1日付でティル・オーレ・バレレット氏が最高経営責任者(CEO)に就任すると発表した。現CEOのジェレミー・ニクソン氏は同日付で退任し、シニアアドバイザーに就く。CEOの交代は2018年4月に同社が設立されてから初めて。

バレレット氏は5月1日付で次期CEOという待遇でONEに加わる。現在はアラブ首長国連邦のコンテナ船会社、エミレーツ・シッピング・ラインのCEOを務めている。バレレット氏はドイツ出身で、海運や物流業界で20年以上にわたり、船舶管理や資金調達などの業務経験がある。仏CMACGMなどにも勤務した。

退任するONEのジェレミー・ニクソンCEO

ニクソン氏は初代CEOとして18年から日本郵船、商船三井、川崎汽船のコンテナ船事業の統合に携わってきた。船員としての現場経験もあり、異なる企業文化をまとめあげてきた。仏調査会社のアルファライナーによるとONEの運航隻数は271隻で世界6位の規模だ。

ONEは2026年3月期通期の業績について、売上高は前年同期比微増の166億ドル(約2兆5879億円)、EBITDA(利払い・税引き・償却前利益)は27億ドルを見込む。

BUSINESS DAILY by NIKKEI

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