ヤマダデンキLABI池袋本店に展示されたミライ人間洗濯機(26日、東京都豊島区)

ヤマダホールディングス(HD)は26日、シャワーヘッド開発のサイエンス(大阪市)の「ミライ人間洗濯機」を同日から販売すると発表した。大阪・関西万博で披露された機器で、微細な泡で洗浄することができる。ヤマダデンキ「LABI池袋本店」(東京・豊島)に実物を展示し、入浴体験ができる。価格は6000万円で、全国の店舗で購入できる。

ミライ人間洗濯機は微細な泡を含んだお湯につかりながら上半身に微細な泡を含んだシャワーを浴びせる。背中が接する部分にセンサーがあり、心拍を計測する。サイエンスの大槻直史常務はコンセプトについて「身体状態に合わせた映像と音楽を流して『身も心も洗う』」と説明した。

ヤマダHDによると、ミライ人間洗濯機の量販店での店頭展示・販売は初めて。販売価格6000万円には設置に伴う工事費とメンテナンス費用も含む。入浴体験は27日から3月9日の間、ヤマダデンキの公式サイトで受け付ける。体験日は3月16日と18日、23日、27日、30日の計5日間。1日2人、1回あたり15分の入浴を想定する。

単価が6000万円のため、需要は限定的とみられる。ただヤマダHD会長付顧問の笹沢淳氏は26日のイベントで「売るために展示した」と述べた。新しいモノ好きの富裕層の需要を見込む。

池袋はヨドバシカメラが駅と一体化した西武池袋本店に出店を計画する。ヤマダHDのほか、本社を置くビックカメラも店舗改装し、テコ入れする。笹沢氏はヨドバシを念頭に「(同社が開業したら)さらに競争が激化する」と話す。ミライ人間洗濯機をテコに集客する。

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