大手電力10社は26日、3月使用分(4月請求分)の家庭向け電気代について発表した。政府の補助金が2月使用分と比べて減額された影響が大きく、全社で電気代が上がる。発電用燃料となる原油の輸入価格は下落したものの、液化天然ガス(LNG)と石炭の輸入価格は上昇したことも影響した。

平均的な使用量で2月使用分よりも700〜840円高くなる。政府は暖房需要が増える1〜3月使用分に電気代補助を出しているが、1、2月使用分は厳しい寒さが予想されていたことから1キロワット時当たり4.5円と手厚い補助が出ていた。3月使用分の補助は同1.5円に減る。

4月使用分は補助がなくなる見込み。月間使用量260キロワット時の場合、390円の値上げ要因となる。

大手ガス4社も同日、原料価格に基づく3月使用分のガス代を発表した。平均的な使用量でガス代は317〜416円高くなる。

ガス代補助は1、2月使用分が1立方メートル当たり18円だったが、3月使用分は同6円に減る。補助がなくなる4月使用分は月間使用量30立方メートルの場合、180円の値上げ要因となる。

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