新電力のイーレックスは26日、2029年3月期までの3カ年の中期経営計画を発表した。東南アジアで開発中の再生可能エネルギー発電所を順次稼働させ、連結純利益は95億円、自己資本利益率(ROE)は8%以上を目指す。国内は蓄電池事業を拡大する。株主還元は3年間で83億円を予定する。

イーレックスは現在、ベトナムでバイオマス発電所を1カ所運転する。新しい計画ではベトナムでバイオマス発電所を2カ所、カンボジアで水力発電所、バイオマス発電所、太陽光発電所を1カ所ずつ稼働させる。同日の説明会に出席した本名均社長は「バイオマス燃料の開発や温暖化ガスの排出量取引にも注力する」と述べた。
国内は29年3月期までに家庭向け電力供給件数を25年3月期と比べ6万件増の30万件にするとした。蓄電池事業については29年3月期までに計10万キロワット分の運用を見込む。
26年3月期の連結業績予想の修正も発表した。国内のバイオマス発電所の安定稼働や、燃料となるパームヤシ殻の調達価格の下落が寄与し、純利益は従来予想を6億円上回る40億円になる見通し。
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