電子情報技術産業協会(JEITA)は27日、2025年の電子部品の世界出荷額が4兆5559億円だったと発表した。前年と比べ2%増え、2年連続でプラス成長となった。品目別でみると、コンデンサーの伸び幅が最も大きく出荷額をけん引した。データセンターのサーバーなどで需要が堅調だ。

コンデンサーの出荷額は、前年比9%増の1兆6593億円だった。コンデンサーは電子回路内で電圧を制御する役割を担い、人工知能(AI)需要からサーバー向けでの搭載数が増えている。

コンデンサーに次いで伸び幅が大きかったのは、スマートフォンカメラの手ぶれ補正をするアクチュエーターだ。出荷額は7%増え4889億円だった。iPhone17シリーズをはじめ25年のスマホ販売は好調に推移した。今後はメモリー不足などから、低価格スマホなどでの需要落ち込みが懸念されている。

同日発表した25年12月の電子部品出荷額は、前年同月比9%増の3892億円だった。コンデンサーは17%増の1473億円だった。地域別でみると米州向けが14%増え390億円で、欧州向けが11%増の318億円だった。

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