
JCOMは2日、生成AI(人工知能)を活用し、音声で対話しておすすめの番組を提案するアバター(分身)を開発したと発表した。スマートフォンなどの操作に慣れない高齢者らの利用を想定する。将来的には契約内容の確認や操作方法の相談も受け付け、コールセンターの業務効率化につなげる。
アバターは女性のキャラクターで、スマホやタブレットに表示される。契約者との対話を繰り返すことで興味を把握し、JCOMで視聴できる約15万作品の中から最適な番組を提案する。雑談にも応じる。6〜12日に一部の契約者に試験的に提供し、26年上期に本格展開を目指す。
文字でやりとりするチャットと異なり音声で質問できるため、スマホでの文字入力に苦手意識を持つ人の利用を見込む。今後はテレビ画面や、JCOMの店舗などでの展開も予定する。JCOMが保有する視聴履歴といったビッグデータも連携することで、より精度の高い提案を可能にする方針だ。
JCOMではAIの活用を強化している。同社のデータを活用した広告の効果的な配信支援や、他のケーブルテレビ会社向けのデジタルトランスフォーメーション(DX)支援など法人向け事業にも活用している。
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