大塚メディカルデバイスの「Paradiseシステムバルーンカテーテル」

大塚ホールディングス傘下の大塚メディカルデバイスは2日、難治性で知られる治療抵抗性高血圧症を対象とした医療機器を発売したと発表した。1日付で保険適用された。薬物での治療が望めない患者に新たな選択肢を提供する。

「超音波式腎デナベーション」と呼ばれる治療法で、米子会社のリコー・メディカルが開発した。腎動脈に挿入したカテーテルで交感神経に超音波を当てる。過剰に活動している神経を抑制することで血圧を下げる。欧州や米国では既に販売している。

国が定めた価格にあたる保険償還価格はカテーテル1本あたり69万4000円。超音波を発生させる機械に付けるカートリッジや超音波による熱から血管の壁を保護するための冷却水は別途12万4000円としている。手術料は約31万円となる。

治療抵抗性高血圧症は、利尿剤を含む3種類の降圧剤を服用しているにもかかわらず血圧が目標値まで下がらない場合に診断される。放置すれば脳卒中や心筋梗塞といった重大な合併症につながるリスクが高いとされている。

BUSINESS DAILY by NIKKEI

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