金地金の販売などを手がける東証スタンダード上場のunbanked(アンバンク)(東京)は27日、大株主や金塊の販売先とされる業者などを相手どり、約14億円の損害賠償などを求める訴訟を東京地裁に起こした。昨夏に始めた刻印のない金塊の取引で、およそ61キロ分の金塊を持ち去られたまま、13億円超の代金が払われない事態に陥っている。

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 提訴されたのは、昨年7月に大株主となったコンサルタント会社を含む計6法人と関係者8人。unbankedは「本件に関与した可能性がある者も訴訟提起した」としている。

 問題の取引は7月末~11月20日にあった。大株主から派遣された業務遂行担当者の提案で、紹介された仕入れ先と販売先との間で金塊を転売する取引だった。最後2回の取引で仕入れ先に13億円超を払ったが、販売先から代金が支払われなかった。

 大株主はホームページで「損害賠償義務を負う理由はないため、全面的に争う」としている。

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