ガスコンロの火=小川昌宏撮影

 米国とイスラエルによるイランへの攻撃で、原油調達のほとんどを中東に頼る日本への影響が懸念されています。国内には約8カ月分の石油備蓄がありますが、主に火力発電に使う液化天然ガス(LNG)はどうなのでしょうか。1分で読めて役に立つ「サクッとニュース」、今回は「中東情勢とLNG在庫」を解説します。

Q 石油の備蓄ってどれくらいあるの?

A 国家備蓄が146日分、民間備蓄が101日分、さらに産油国共同備蓄が7日分あり、合計254日分の石油が備蓄されています。

Q LNGの在庫はどれくらいあるの?

A 国内の在庫についてエネルギー庁は「現在、約3週間分のLNG在庫がある」と説明していますが、LNGタンクの残量によって在庫状況が変化するため、国内ガス大手広報は「在庫は1週間強から2週間程度と幅がある」と懸念を示しています。

Q LNGも中東に依存しているのかなあ。

A 日本はLNGの調達先を多様化していて、中東への依存度は1割程度です。

Q もし中東からの輸送が止まったらどうなるの?

A 電力会社によると、4月以降に輸送の停滞が長引けば「影響が出る可能性もある」とされています。ただ、他の国からも調達できるため、機動的な対応で安定供給を確保するそうです。

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