流通や外食、繊維などの労働組合が加盟するUAゼンセンは、2026年春季労使交渉の19日午前10時時点の妥結状況(1次集計)を発表した。制度昇給を含むパートタイマー1人当たりの賃上げ率は6.92%(時給84.6円相当)だった。25年の1次集計(6.53%)を上回り、1次集計としては過去最高となった。
大企業を中心とする正社員(142組合)とパート(99組合)の妥結状況をそれぞれ集計した。パート時給の引き上げ額は、前年と比較できる96組合でみると9.88円(0.49%)増えた。1次集計時点で、正社員の賃上げ率を10年連続で上回った。
正社員はベースアップ(ベア)が3.88%(1万2966円)、定期昇給を含む賃上げ率は5.45%(1万8219円)と過去最高となった。
UAゼンセンの永島智子会長は19日の記者会見で「実質賃金が物価上昇を上回る必要がある。この動きが中小企業や全国にも広がっていくことが重要だ」と話した。
UAゼンセンは約2100組合が加盟し、約194万人の組合員を抱える国内最大の産業別労働組合。組合員のうちパートや契約社員などの短時間組合員が約6割を占めている。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。