パワーエックスが北海道に設立予定の新工場(イメージ)

大型蓄電池の製造・販売などを手がけるパワーエックスは23日、北海道苫小牧市に大型蓄電池の組み立てを担う新工場を設けると発表した。同社が保有する岡山県玉野市の組み立て工場にも大型蓄電池の組み立てラインを置く。旺盛な蓄電池需要に応えて生産能力を高める。

北海道の新工場では大型蓄電池と蓄電池と一体にしたコンテナ型のデータセンターを組み立てる予定。2027年6月の稼働を予定しており、総事業費は30億円。生産能力は年間約200万キロワット時だが、製造ライン増設の余地があるという。

岡山県の自社工場でも新たに大型蓄電池の組み立てを始める。生産能力は年間約200万キロワット時。水冷の蓄電モジュールの製造ラインを取り外して新設する。現在は提携工場で大型蓄電池を組み立てているが、自社工場の製造ライン稼働後も生産を継続する。

パワーエックスは蓄電池の組み立てや販売、電気自動車(EV)の充電事業などを手がける。送配電網に直接つないで充放電する系統用蓄電池(蓄電所)事業などへの投資が相次いでおり、受注増に応える。複数拠点にすることで製品の輸送コストも下げる。30年以降に岡山県の自社工場で新規の製造棟の立ち上げも検討する。

BUSINESS DAILY by NIKKEI

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