日豊線の霧島神宮―国分間では7〜9日の大雨で線路脇が崩れた=JR九州提供

大雨で被災し運休中の日豊線西都城―鹿児島間のうち、JR九州は15日、霧島神宮―国分間の運行再開が9月下旬ごろになりそうだと発表した。線路の土台となる土砂が2カ所で崩れた。8月26日からバスによる代替輸送を実施する。残る国分―鹿児島間は同21日、西都城―霧島神宮間は同26日に運行再開する予定。

約50メートルにわたって線路が崩れた肥薩線吉松―隼人間については、復旧のめどがたっていない。JR九州は「年内は難しいかもしれない」と説明し、9月1日からバス輸送で代替する。

肥薩線の一部区間では7〜9日の大雨で線路が崩れた=JR九州提供

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