
イスラエルの受託生産会社、タワーセミコンダクターは25日、子会社が富山県内で保有する魚津工場(富山県魚津市)を取得すると発表した。同工場では300ミリメートル(12インチ)ウエハー(基板)で車載や産業機器に使う成熟半導体を生産している。工場の隣接地に新たな製造棟を建設し、生産能力を4倍に増やす。
2027年4月1日に取得を完了する。魚津工場は回路線幅65ナノ(ナノは10億分の1)メートルの成熟半導体を生産する。現状はタワーとヌヴォトンテクノロジージャパン(京都府長岡京市)が共同出資するタワーパートナーズセミコンダクターの所有だが、タワーが取得して投資を集中させる。
ヌヴォトンテクノロジージャパンはタワーに2500万ドル(約40億円)を支払って同社のタワーパートナーズ株を取得し完全子会社化する。タワーパートナーズは魚津工場のほかに350〜150ナノ品を生産する砺波工場(富山県砺波市)を保有している。砺波工場の保有は継続する。
魚津工場と砺波工場は自社製品の生産のほか、他の顧客から製造を受託するファウンドリー事業も担う。タワーとヌヴォトンテクノロジージャパンは長期供給契約を結び、互いの顧客に従来通り両工場からの製品を提供できるようにする。
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