アスクルは27日、2026年5月期の連結経常損益が220億円の赤字(前期は138億円の黒字)になる見通しだと発表した。25年10月にサイバー攻撃を受けてサービスを停止していた影響が大きい。従来予想は合理的な見積もりが困難として未定としていた。
売上高は前期比18%減の3950億円を見込む。最終損益は「グループの選択や集中、事業再編を検討している」として引き続き未定とした。未定だった期末配当は10円(前期は19円)にする。6〜11月期の配当は無配にとどまる。年間配当は10円と前期に比べ28円の減配となる。
同日発表した25年6月期〜26年2月期の連結決算は最終損益が140億円の赤字(前年同期は61億円の黒字)だった。サービス停止の影響が大きい。足元では顧客数はサイバー攻撃前の9割ほどの水準に回復したものの、セールで購入単価が下がる。
アスクルは25年10月にランサムウエア(身代金要求型ウイルス)に感染し、通販の全3サイトで受発注を停止した。26年1月にかけて順次、法人向け通販の「ASKUL」や個人向け通販「ロハコ」など全3サイトを再開した。
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