
塩野義製薬は27日、三井住友銀行と3000億円のブリッジローン(つなぎ融資)契約を結んだと発表した。31日に資金を借り入れ、エイズウイルス(HIV)治療薬を手がける英ヴィーブヘルスケアへの追加出資に充てる。返済期限は1年後で、それまでに中長期資金へ借り換える。
ヴィーブは英グラクソ・スミスクライン(GSK)と米ファイザーが設立したHIV薬の専業会社。近年は、塩野義が創製した化合物をもとにヴィーブが開発した長時間作用型の抗HIV注射剤が欧米を中心に販売を伸ばしている。
塩野義は2026年1月、ヴィーブに3300億円の追加出資をして持ち分法適用関連会社とすることを発表していた。売上収益の約半分を占めるHIV薬事業の基盤を強化し、感染症や希少疾患など注力分野への投資を加速する。
24日にも塩野義は田辺ファーマのALS(筋萎縮性側索硬化症)治療薬「ラジカヴァ」事業の買収資金として、3600億円のブリッジローン契約を三井住友銀行と結んでいる。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。