花王は27日、アクティビスト(物言う株主)で香港投資ファンドのオアシス・マネジメントから請求を受けた臨時株主総会について、4月30日に開催すると発表した。サプライチェーン(供給網)の透明性を巡る株主提案について、花王は「リスク管理体制や内部統制は適切に機能している」と反論している。
花王は5日に臨時株主総会の請求書を受理した。オアシスは「花王のサプライチェーンで森林破壊や人権侵害につながる調達が行われている恐れがある」として、独立した調査担当者の選任を求める株主提案を提出していた。
花王はこの提案に反対する。27日に公表した意見書では「サプライチェーン管理体制は実効的に機能しており、調査者の選任を要する重大な不備は認められない」などと反論した。
花王によると、26日付で関東財務局に提出された変更報告書に基づき、オアシスが筆頭株主になった。同社の議決権比率が前回報告時(9.93%)から12.52%に上がったとしている。
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