佐賀共栄銀行の入行式で、笑顔で辞令を受け取る新入行員(左)=佐賀市で2026年4月1日午前11時29分、西貴晴撮影

 新年度がスタートした1日、官公庁や企業で辞令交付式や入社式があり、それぞれが新たな生活をスタートさせた。

 佐賀共栄銀行は佐賀市の本店で入行式。男性5人、女性4人の新入行員が納富健二常務から辞令を受けた。

新入行員「価値観見つめ直す機会に」

 同行は「銀行員として豊かな価値観や発想につなげてほしい」と、内定後の新規採用行員に1人あたり20万円を旅費として支給する試みを初めて取り入れ、この日の新入行員は入行前にベトナムやインド、フランスなど主に海外を旅している。

 式で納富常務はこの試みに触れ「本を読み旅をし、人と会う。この積み重ねが人を成長させる。皆さんのフレッシュな視点と熱い思いを大切に、成長と活躍に期待する」との言葉を贈った。

 新入行員代表の坂本実友璃(みゆり)さん(22)が「旅は自分の価値観を見つめ直す機会になった。地域に貢献できることを光栄に思い、気づき考え行動する努力を誓う」と答辞を述べた。

県庁でも辞令交付式

 一方、県庁では新規採用146人のうち142人が県民ホールに集まり辞令交付式。山口祥義知事は「県民を幸せにするのが我々のミッションだ。AI(人工知能)時代だが、人でなければできないことを考えてほしい」と呼びかけた。

県庁の辞令交付式で、辞令を手に2階通路からの写真撮影に応じる新規採用職員ら=佐賀市で2026年4月1日午前9時25分、西貴晴撮影

 続いて新規採用職員を代表して野間千博(ちひろ)さん(22)が「よりよい佐賀県の実現へ力を尽くす」と宣誓した。

 県庁は民間企業経験者の採用に力を入れており、この日の新規採用を含めた行政職では全体の1606人の18・7%にあたる300人を民間経験者が占めており、割合は7年連続全国1位の見込み。【西貴晴】

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