NTTドコモ

NTTドコモは2日、米スペースXの衛星通信網「スターリンク」を使ったスマートフォンと衛星の直接通信サービスを27日に始めると発表した。山間部や海上でもデータ通信などができるようになり、災害時の通信手段の確保に役立てる。

サービス名称は「docomo Starlink Direct(ドコモスターリンクダイレクト)」。対象はオンライン専用の通信プラン「ahamo(アハモ)」を含むドコモのすべての料金プラン契約者。対応機種の利用者は申し込み不要で、当面は無料でサービス提供する。データ通信についても容量消費の対象外とする。

ショートメッセージサービス(SMS)などのテキストの送受信を中心に、位置情報の共有やファイルの送受信、対応アプリによるデータ通信などが利用できる。緊急速報の「エリアメール」にも対応する。

法人向けについてはNTTドコモビジネス(旧NTTコミュニケーションズ)が取り扱う。

同日、ソフトバンクもスターリンクを使ったスマホと衛星の直接通信サービスの提供に乗り出すと発表した。開始日は近く公表する。国内では25年にKDDIが他社に先駆けて同様のサービスを始めている。

国内では携帯基地局の人口カバー率は現状で約99%と高水準に達している一方、地理的制約から通信圏外となる地域も残る。スマホと衛星の直接通信により、こうした地域のカバー拡大が期待される。

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