ワールドは3日、2027年2月期の連結純利益(国際会計基準)が前期比5%増の126億円になる見通しだと発表した。衣料品の商品供給を手がけるエムシーファッションなどの非アパレルの事業の収益が寄与する。

売上高にあたる売上収益は6%増の3000億円、本業のもうけを示す事業利益は12%増の185億円を見込む。主力のアパレルブランドの衣料品の販売を強化するほか、エムシーファッションと連携した法人向け事業も好調に推移する。
3月に完全子会社化したライトオンも「堅調に売り上げが推移し始めていて、収益性が高まりつつある」(鈴木信輝社長)とし、成長に寄与する見通し。

27年2月期から累進的な配当政策を採用する。配当性向40%以上もしくは株主資本配当率(DOE)5%以上のいずれか高い方を目安とする。
同日発表した26年2月期の連結決算は、純利益が前の期比9%増の120億円、売上収益は26%増の2840億円だった。「トゥーワントゥーキッチンストア」などのライフスタイルブランドのほか、エムシーファッションの法人向け事業が特に寄与した。高級ブランドの古着を扱う専門店「ラグタグ」の海外進出も好調だ。
29年2月期までの3カ年の新たな中期経営計画も発表した。最終年度の29年2月期に売上収益を26年2月期と比べ76%増の5000億円とする目標を掲げた。M&A(合併・買収)の機会などを見据えた成長投資に507億円を投じ、株主還元も拡充する。
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