大田原市は、コメの収穫量が関東一の米どころで、8月から稲刈りが始まっています。

市はふるさと納税の返礼品として地元産のコシヒカリなどを用意していますが、新米の価格高騰が予想される中ですでに申し込みが殺到していて、ことし4月から8月末までに519件、額にして899万円に上り、去年の同じ時期と比べて2倍以上になっていることが市への取材で分かりました。

大田原市では多数の申し込みが寄せられた去年の分については、一部の返礼品で寄付の受け付けを停止せざるを得なくなりました。

そのため、ことしは必要な返礼品の量を把握するために6月から予約を受け付けていて、現在の申し込み分については確保されていますが、今後さらに申し込みが増えると再び寄付の受け付けを停止する可能性もあるということです。

大田原市は「品質の高い大田原のコメを多くの人に知ってもらうため需要に応えられるよう取り組みたい」としていて、協力する農家を増やすなど新米の確保に力を入れていく方針です。

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