ゼンショーホールディングス(HD)は1日、傘下の牛丼チェーン「すき家」の8月の既存店客数が前年同月比4%減だったと発表した。客数の前年割れは6カ月連続。4月に16%減となって以降は改善傾向にあるものの、3月下旬に複数店舗で商品への異物混入が発覚した影響が続いている。

客数は7月(6%減)からは回復した。異物混入を受け、すき家では全店で24時間営業を見直し午前3〜4時を清掃業務とするなど衛生面の対策を強化している。客単価は9%増、売上高は4%伸びた。

すき家は9月4日午前9時から、牛丼など一部メニューを値下げすると発表している。

BUSINESS DAILY by NIKKEI

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