ENEOSホールディングス子会社で電力小売りのENEOS Powerは1日、企業向けに電力消費による二酸化炭素(CO2)の排出量測定サービスを始めた。排出量計測のスタートアップ、アスエネ(東京・港)と組む。顧客の排出量をもとに、再生可能エネルギーを使った電気料金プランの提案にもいかす。

アスエネのソフトを提供し、インターネット上のクラウドでCO2の排出量を確認できるようにする。従来は電気料金の使用明細から計算する必要があったという。サービス料金は個別に見積もる。導入企業は排出量をもとに減らす方策を検討できる。

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BUSINESS DAILY by NIKKEI

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