今治造船の丸亀工場(香川県丸亀市)

日本船舶輸出組合(東京・港)が15日発表した7月の輸出船契約実績(受注量)は前年同月比66%減の39万総トンだった。4カ月連続で前年同月を下回った。新造船の需要は旺盛なものの、国内の造船所は船を建造する船台や人手が足りず受注を取りこぼしている。

受注隻数は7隻で、船種別ではコンテナ船など貨物船が3隻、鉄鉱石などを運ぶばら積み船が4隻だった。

4〜7月期では、受注隻数は62隻で受注量は前年同期比45%減の326万総トンだった。7月末時点の手持ち工事量は2980万総トンで、3.4年分に相当する。

BUSINESS DAILY by NIKKEI

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